当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
「看護師は出会いがない」とよく言われますが、これは本人の性格や努力の問題ではありません。職場の男女構成や夜勤・交代制勤務という、看護師という仕事の構造そのものに理由があります。この記事では、公的統計で確認できる事実をもとに「なぜ出会いが少なくなるのか」を整理したうえで、現実的に取れる解決策を、働き方を変える選択肢まで含めて紹介します。
理由1|職場の9割以上が女性で、出会いの母数が少ない
まず職場の構成です。厚生労働省の「令和4年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」によると、令和4年末時点の就業看護師1,311,687人のうち男性は112,164人で、男性の割合は8.6%。女性が91.4%を占めます。男性看護師の割合は上昇傾向にあるものの、依然として職場の9割以上が同性という環境です。
多くの人にとって出会いの定番は「職場」ですが、看護師の場合はその定番ルートの母数が構造的に小さいわけです。院内の数少ない男性である医師との恋愛を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、接点の持ち方や職場恋愛ならではの注意点があります。詳しくは医者からアプローチされやすい看護師の特徴の記事で整理しています。
理由2|夜勤・交代制で生活リズムが世間とずれる
同じ厚生労働省の概況では、看護師の就業場所は「病院」が888,858人(67.8%)と最多です。病院は24時間365日動いているため、病棟で働く多くの看護師には夜勤・交代制勤務がついてきます。
勤務の中身も負担が軽くありません。日本看護協会の「2024年 病院看護実態調査」では、夜勤1回16時間以上の二交代制を採用する病院が76.9%と報告されています。16時間前後の夜勤が入れば、明けの日は休息に充てざるを得ず、「仕事がない時間=自由に動ける時間」とはなりません。生活リズムが世間一般の夕方・夜の予定と合わないことが、出会いの機会をさらに減らします。
理由3|シフト制で予定が合わせにくい
シフト制の職場では、土日祝が必ず休みになるとは限らず、勤務表が出るまで先の予定を確定しにくいのが実情です。一方で、友人の集まりや食事会は週末の夜に設定されることが多く、「誘われても参加できない」「次に会える日を約束しにくい」という状況が起こりがちです。
恋愛の初期には「会う頻度」と「連絡のタイミング」がかみ合うことが大切ですが、不規則な勤務はその両方を難しくします。ただし裏を返せば、出会いの入り口や働き方を生活リズムに合わせて設計し直せば、状況は変えられるということでもあります。
現実的な解決策|出会いの入り口を生活リズムに合わせる
特別な方法は必要ありません。シフト勤務と両立しやすい入り口を複数持つことが現実的です。
- 友人・知人の紹介:看護師の勤務実態を知っている友人からの紹介は、不規則な勤務への理解を前提に関係を始めやすいのが利点です。
- 趣味・習い事・ジム:平日の昼間に動けるのはシフト勤務の強みです。平日日中のコミュニティは時間の融通が利く人が集まりやすく、予定も合わせやすくなります。
- 医療系のつながり:勉強会や院外の集まりなど同業・近い業種での出会いは、夜勤や急な残業への相互理解が得やすい相手と知り合える場です。
- マッチングアプリなどネットでの出会い:国立社会保障・人口問題研究所の「第16回出生動向基本調査」(2021年実施)では、SNSやマッチングアプリといったインターネットサービスで知り合った夫婦が最近の結婚の13.6%を占めると報告されており、ネット経由の出会いは珍しいものではなくなっています。時間と場所を選ばずにやり取りできる点はシフト勤務と相性が良い一方、相手の素性確認や個人情報の扱いには慎重さが必要です。特定のサービスをすすめるものではないので、利用する場合は本人確認などの仕組みを自分で確かめてください。
根本から変える選択肢|日勤のみ・土日休みの職場へ移る
ここまでの理由を振り返ると、出会いを妨げている中心は「夜勤・交代制で生活リズムが合わないこと」です。だとすれば、働き方そのものを変えることが最も根本的な解決策になります。外来やクリニック、健診センター、企業内の健康管理室、日勤中心の訪問看護など、看護師資格を活かしながら日勤のみ・土日休みに近づけられる職場は複数あります。
生活リズムが世間と揃えば、出会いの機会が増えるだけでなく、交際が始まってからの時間も確保しやすくなります。注意点も正直に書くと、夜勤手当がなくなる分、病棟勤務より収入が下がる可能性はあります。求人票で給与・休日・残業の実態を確認し、生活設計とセットで検討してください。常勤で日勤中心の職場を探すなら、希望条件を伝えて求人を探してもらえる転職支援サービスを使うのが効率的です。
よくある質問
看護師は本当に出会いが少ないのですか?
個人差はありますが、構造的に不利な条件は確認できます。就業看護師の男性割合は8.6%(厚生労働省・令和4年衛生行政報告例)で職場内の出会いが少なく、看護師の67.8%が働く病院では夜勤・交代制勤務が一般的です。出会いが少ないとすれば、それは本人のせいではなく環境要因が大きいと言えます。
夜勤を続けながら出会いを増やすには?
平日の昼間に動ける強みを活かし、平日日中の趣味やコミュニティに入り口を作るのが現実的です。あわせて、友人への「紹介してほしい」という意思表示や、時間を選ばずやり取りできるネット経由の出会いを組み合わせると、シフトと両立しやすくなります。
看護師でマッチングアプリを使っている人は多いのですか?
看護師に限定した利用実態の調査は今回の調査では確認できなかったため、断定はできません。一般の夫婦を対象にした第16回出生動向基本調査では、インターネットサービス経由で知り合った夫婦が最近の結婚の13.6%を占めており、社会全体ではネット経由の出会いが広がっていることは確かです。
出会いのために転職するのは動機として不純ですか?
そうは考えません。夜勤や不規則勤務は出会いだけでなく、睡眠や友人関係など生活全体に影響します。「生活リズムを整えたい」は働き方を見直す正当な理由であり、結果として仕事の継続にもつながる合理的な選択です。
まとめ
看護師に出会いがないと言われる背景には、男性割合8.6%という職場構成、16時間以上の二交代制が76.9%の病院で採用されるほど負担の大きい夜勤・交代制、そしてシフト制ゆえの予定の合わせにくさという、確認できる構造的な理由があります。だからこそ対策も構造に合わせるのが近道です。友人の紹介・平日日中の趣味・ネット経由の出会いなど入り口を複数持ちつつ、根本から変えたい場合は日勤のみ・土日休みの職場への転職を検討してみてください。
日勤中心の職場探しに使えるサービスの選び方は、看護師転職サイトの比較ページで目的別に整理しています。
本記事の作成方針については 運営者情報・編集ポリシー をご覧ください。
